日本語学習モバイル教材〜読み書きが苦手な子どもの基礎トレーニング〜

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トレーニングの内容

アニメーションや音による学習サポート!

 この教材は、動きや音声によるナビゲーションで子どもの学ぶ意欲を高め、指やマウスの動きで書きの学習の可能性を拡げます。また、音声、アニメーション、効果音などにより、障がいの特性に応じたヒントやサポートが受けられ、スモールステップで学習に取り組むことでやる気と達成感に繋がります。

日本語の基礎をトレーニング!

 「ひらがな」「カタカナ」「漢字(小学校1年生)」「ローマ字(小文字)」「記号」から選びます。
それぞれ、「みる」「さわる」「きく」の教材があり、一つの字をゆっくりと何度でも繰り返しトレーニングすることができます。

教材の構成

 本教材は、読み書きが苦手な子どもがスモールステップで学べる教材です。「みる」「さわる」「きく」でそれぞれ学習する内容を細かく分けました。

教材の構成

子どもにあったトレーニング

 読み書きが苦手な子どもの中には、「め」と「ぬ」など形が似ている文字を読み間違えたり、画数の多い漢字に誤りが多いなど子どもによりさまざまです。しかし、「読み」と「書き」には形の認識や文字と音との関連性を上手く処理することができない音韻障がいが原因のひとつになっている場合があります。

「みる」トレーニング

みる

 「すべって止まる」「ピョンとジャンプする」「右斜めへ上る」など、うさぎの動きのアニメーションで書き順を解説します。書きの苦手な子どもの中には書き始める位置や止める位置がわからない場合が多く、始点・終点の位置を「左上」「真ん中」など言葉で示したりうさぎの動作で視覚的に働きかけることで記憶の定着につながるケースもあります。

漢字

漢字

 「漢字」トレーニングは2種類あります。上記のようにうさぎのアニメーションで書き順を示したものと、漢字の成り立ちをゆっくりと変化するアニメーションで示したものです。
 漢字の成り立ちは象形文字、指事文字、会意文字、形声文字などがあり、昔の人がどのように漢字を作ったのかをイラストと解説を見ることで、子どもが興味関心を持ち漢字を楽しく学ぶことができます。

「さわる」トレーニング

さわる

 モバイルは指を使い番号に合わせて書きのトレーニングを行います。パソコンはマウスで下絵となる字に合わせて書きます。 小窓、補助線、音により書きのサポートを行い、ひとつの字をゆっくりと何度でも繰り返しトレーニングすることで「書く」楽しみを感覚で覚えます。

「きく」トレーニング

きく

 読み書きは音と字の組み合わせです。音をイメージする力が弱い場合は字を見てその音を言うことが難しくなります。また、音をイメージする力が弱いと言葉を短時間記憶することや、絵の名前を速く言うことも難しくなります。
 「きく」トレーニングは、「あひるの『あ』」「きゃべつの『きゃ』」など字のつく物を表したイラスト、音記号、音声により読みのトレーニングを行います。

ひらがな、カタカナ

 ひらがな・カタカナのほとんどは一文字一音です。しかし、「こっぷ」や「ぞう」などつなげて読む特殊音節があります。読みに困難を持つ子どもの中にはこの特殊音節につまずく子どもが多くみられます。そこで、音(読み)の種類別に音記号をつけて読みの支援を行います。

音(読み)の種類別になった音記号

漢字

漢字

 漢字は音読みと訓読みの音声と漢字が持つ意味のイラストとともに学習します。

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