読み書きが苦手な子どものつまずきは様々でその様子は個人差があります。その中で早期予防的支援の重要性が指摘されています。子ども自身が苦手意識を持つ前に、できるだけ早い段階で子どもの様子に気づき支援を行うことで、能動的に学習に取り組むことはとても大切です。
子どものつまずきはいろいろありますが、子どもの学習や日常生活を見てみると多くのことに気づきます。学習面においては次のようなことが見られます。
子どものつまずきに合わせて、また、子どもの興味を示した教材から「みる」「さわる」「きく」のトレーニングを行っていただければ良いと思います。
基本的には、ひらがな、カタカナ、漢字の順番に字と音(読み)の一致を体感し覚えることで次のステップにつながります。
目安としては、字と音(読み)をトレーニングする「きく」から始めることをおすすめします。
読み書きが苦手な子どもの中には、「め」と「ぬ」など形が似ている文字を読み間違えたり、画数の多い漢字に誤りが多いなど子どもによりさまざまです。しかし、「読み」と「書き」には形の認識や文字と音との関連性を上手く処理することができない音韻障がいが原因のひとつになっていることがわかってきました。「きく」教材では
「読み」「書き」に関する国語の基礎スキルを「ひらがな」から「文の読解」までしっかりと学べる教材です。
この教材は、大人用と子ども用の教材があります。
大人用には読み書き障がいについて医学的、教育的観点から障がいの特徴や支援方法について解説しています。
子ども用は、ナビウサギが登場し得意不得意を質問します。パソコンで学べるデジタル教材、友だちと一緒にできるゲームの紹介、実際に書いて覚えるプリント教材など広く学習をサポートします。