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気になること

 小学生の6.8%に発達障がいの可能性があると言われています。クラスの中で3、4名の子どもたちが身体面や対人面などで障がいがあり家庭や学校ではその対応が課せられています。また、クラスに3、4名の障がい児の中には行動面や対人面に偏りがある場合もあり、急に怒りだしたり、大声で叫んだりするケースもあり、子ども同士でもどのように対応すればよいのかわからないこともあります。

子どもの特徴を知る

 子どもたちは、一人ひとりが違っています。周りとは少し違った見かけや行動はよく観察すると現れてきます。また、家庭や子どもを取り巻く環境が変わることで、子どもの情緒が不安定になり今までとは違った行動をとる時もあります。そんなとき、自分には理解できないことや周りと同じでないことを、頭ごなしに怒ったり無理やりさせたりすることで、子ども自身が自信を失い自分の可能性を狭めているかもしれません。

 まずは、どんな行動が人と違うのかを知ることから始めましょう。そして、その違いはどんな特徴があるのか、一時的なのか継続的なのか、その行動によって子ども自身がどのように困っているのかをしっかりと見てあげましょう。大人の観点できめつけて見るのではなく、客観的に観察することが大切です。また同時に、どんな特徴もその子自身の特徴として全てを受け入れる気持ちで見ることが大切です。


支援のポイント

 子どもの特徴がわかると、どうすれば周りの人とコミュニケーションをとりながら社会に適応した行動に結びつくのかを考えましょう。時には子どもと一緒に話し合ってトレーニングをしていきます。小さなことを毎日積み重ねることは、継続的な力を養う上でとても大切です。また、ちょっとした工夫や声かけをすることで、子どもにとって大きな支えになります。学習面、行動面、対人面、身体面のそれぞれの特徴にあった支援のポイントをまとめましたので参考にしてください。


 

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