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ビデオ教材

ADHDについて

ADHD(注意欠陥・多動性障害)児について

ADHD児とは、年齢あるいは発達に不釣合いな注意力、及び/又は衝動性、多動性を特徴とする行動の障害で、社会的な活動や学業の機能に支障をきたすことががあります。 また、7歳以前にあらわれ、その状態が継続し、中枢神経系に何らかの要因による機能不全があると推定されます。
特徴は、不注意なまちがいが多い。注意の集中がむずかしい。指示に従えない。仕事を最後までできない。授業中でも、離席することが多い。質問が終わらないのに、出し抜けに答えてしまう。日々の活動で忘れっぽい。他のこどもの邪魔をしてしまう。かんしゃくを起こしやすい。などがあります。(堀川紘子:京都市立藤城小学校 教諭)

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(MP4/45.6MB)
01:18

支援のポイント

ADHD児は、注意の維持や、行動の抑制が難しく、2次障害が強い場合もあります。要求が阻止された場合にかんしゃくを起こすなど、行動の調整が難しい。
指導のポイントは、要求の主張の仕方、対人関係の維持に必要な行動、社会的ルールに従った行動の習得などが、指導課題となります。その際、年齢相当の知識、良好な人の理解が、支援の手がかりとなります。また、本人の努力に気づいて評価し、進歩を認めることで2次障害の軽減にもつながります。

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